ヴォーヌ・ロマネ 1er レ・ショーム【2011】

メオ・カミュゼの歴史は1990年代初頭から始まります。ヴォーヌ・ロマネ村とヴージョ村を中心に、4つのグラン・クリュと6つのプルミエ・クリュを所有するブルゴーニュ屈指の名門ワイナリーです。レ・ショームは、一部が特級畑のラ・ターシュに面している畑です。

収穫は全て手摘みで行います。これまではアンリ・ジャイエ氏の醸造法に倣い、100%除梗を行っていましたが、2004年からは全房発酵を試験的に一部のワインに導入しています。

2011年のブルゴーニュ地方は、春の乾燥、局地的な雹害、夏の嵐により難しい一年となります。全体的に早熟で糖度の低いブドウが収穫されました。長期熟成向きのワインというよりは、軽やかな酸味の中に、じんわりとした旨味が表現されています。

ブラックチェリーやリコリスを纏った芯のある香り。滑らかなアタックで、伸び伸びとした酸味が綺麗な余韻を繋ぎます。果実味にはタンニンとミネラル感が溶け込み、気品のある雰囲気を持つ一本です。

※こちらの商品はクール便でお届け致します。