オペラ・プリマ XVIII

19世紀以来の歴史を誇るバルバレスコの名門という域を超え、現在では世界のワインの最高峰に数えられる重要生産者、ロアーニャ。

畑は同家の歴史を通じ、一貫として除草剤、殺虫剤、化学肥料とは無縁。春先に刈り込まれる下草がその役割を果たしてくれると話しています。醸造においても150年前から全く変わらず、亜硫酸以外の一切の添加物を不使用（SO2の添加は瓶詰時に極少量のみ）、自然酵母のみで発酵、100日にも及ぶ長期間のマセレーション、現在では珍くなった造りを行っているのです。

バルバレスコ村パイエ地区の樹齢60年以上の古樹から造られた、2004年ヴィンテージと2005年ヴィンテージをブレンドした銘柄がこの『オペラ・プリマ XVIII』です。力強いミネラルの印象ときめ細かなタンニン、透明感のある酸味が繊細な味わいを引き立てています。