コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ ヴィオラ ルージュ【2019】

1850年代から続くドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェラン。現当主のクレール・ノーダン（ドメーヌ・ビゾのジャン・イヴ・ビゾの奥様）がドメーヌを引き継いだのは1994年のことです。

指揮を執る中でクレールは、これまでの通りのワイン造りを行いながらも、より自然なワイン造りを実践し、酸化防止剤の添加も極力減らした新しいスタイルのワインを造りたいと考えます。夫であるジャン・イヴ・ビゾの助言の元、キュヴェ・ナチュールという新銘柄が完成しました。ワインにはアペラシオンの名称以外に、葡萄畑に咲く花の名前やユニークな愛称が付けられています。

クレールは「どこまでシンプルなワイン造りが行えるかを考えている。本来のワインとはブドウが発酵して出来たもの。ワインは人工的に造らない事、醸造のテクニックに走らない事が大切と思う。ただし、ワイン造りに人的な介入は無くてはならない。自然に任せっぱなしのワイン造りでは良いワインは出来ない。」と話しています。

コルグロワンの三ヵ所の単一畑のブドウから造られる、濃密で力強いコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ。様々な要素が重なり合い、複雑な味わいを演出します。『ヴィオラ・オドラタ』とは"良い香りのスミレ"を意味し、ピノ・ノワールの上品で官能的な部分を表現しています。

※こちらの商品はクール便でお届け致します。