アル・フィオーレ スプマンテ【2024】

ファットリア・アル・フィオーレさんは、2014年より川崎町安達の耕作放棄地を開墾し、ブドウを育て、ワインを造られています。

"Fattoria"とはイタリア語で農場を意味し、『AL FIORE』とは代表である目黒浩敬さんが2002年に仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。『一輪の花』を意味する『AL FIORE』という言葉には、"みなさんを魅了する一輪の花が、やがて種をこぼし、お花畑のように多くの人々の幸せへと広がるように"という願いが込められております。

ペティアンとシャンパーニュ製法の融合。 

すべてナチュラルメソッドでワインを造り続けておりますが、ことスパークリングワインに関しては、幾つもの課題がありました。スパークリングワインにするためには、発酵中のまま瓶詰めする瓶内一次発酵もしくは、ジュースや砂糖、酵母を添加して造る瓶内二次醗酵の選択肢しかありません。

ペットナットですと、開栓した際にガス圧でオリが舞ってしまい濁ったスパークリングワインになってしまいます。また瓶内二次発酵の場合、発酵終了したワインを樽で貯蔵してリキュールなどを添加しガスを発生させます。前者はナチュラルメソッドだけど濁りが気になる。後者は綺麗だけどナチュラルメソッドではない。

それならば、瓶内一次発酵のガスの勢いを強めに詰めてデゴルジュマンをすれば、何も添加することなく味わいも色味もクリーンなワインが出来るかも？と、試みたワインです。
 
しかしながら今回は、最初のガス圧が低く、結果的に微発泡のクリーンなワインに仕上がりました。次回はしっかりとガス圧をシャンパーニュくらいまで引き上げられるように調整して瓶詰めまでしております。泡は少し抑えめの1.5気圧程度。ぜひ冬のスパークリングとして、お楽しみいただければ幸いです。（ワイナリー資料より）

※こちらの商品はクール便でお届け致します。