アイラモルトのなかでも、特に強い個性を持つのが"アードベッグ蒸留所"です。創業は1815年、島の南部に位置し海と山に囲まれた環境の恩恵を受けながら、様々な種類のアイラモルトを造っていました。
小さい蒸留所ながらも世界中で知られる存在となりましたが、1980年代の世界的なウイスキー不況によって、同蒸留所も1980~1989年の間は生産停止まで追い込まれてしまいました。
こちらの銘柄は、スモールバッチで毎年リリースされる19年熟成。アイラ島にある、鳴き砂で有名な海岸が由来となっています。
その年の個性が反映され、バッチの情報(リリースの年、一番若いスピリッツの蒸留年など)がラベルに暗号のように記載されており、毎年ウイスキーファンを楽しませている一本です。
今回のバッチ7は、シリーズ史上最多となるオロロソシェリー樽原酒の比率で仕上げられました。アードベッグらしいスモーキーさや柑橘の印象に、シェリー樽由来の塩キャラメルや生姜、クミンなどのスパイスが重なり合い、芳醇で多層的な香味を表現しています。
商品名 | アードベッグ トリーバン 19年 バッチ7【2025年リリース】 |
原産国 |
スコットランド |
地域 |
アイラ |
タイプ | シングルモルト |
内容量 |
700ml |
アルコール度数 |
50.3% |