イル・タスカンテ ネレッロ・マスカレーゼ【2015】

1830年、タスカ兄弟がシチリア島の中心部に1200haに及ぶ"テヌータ・レガレアーリ"を取得したことで、名門生産者『タスカ・ダルメリータ』の歴史が始まりました。

その中でも新しく設立された"テヌータ・タスカンテ"の畑は、ヨーロッパで最も活発な火山であるエトナ山の北側、標高600メートルで緩やかなカーブを描く段々畑です。

こちらの銘柄は、樹齢50年以上のブドウから造られます。輝きのある淡いルビー色、沢山のベリー･スミレ･ローズヒップなどの華やかな印象。上品で存在感のあるタンニンとミネラル感が、力強い果実味と一緒に広がっていく一本です。