ロッソ【2020】

ファットリア・アル・フィオーレさんは、2014年より川崎町安達の耕作放棄地を開墾し、ブドウを育て、ワインを造られています。

"Fattoria"とはイタリア語で農場を意味し、『AL FIORE』とは代表である目黒浩敬さんが2002年に仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。『一輪の花』を意味する『AL FIORE』という言葉には、"みなさんを魅了する一輪の花が、やがて種をこぼし、お花畑のように多くの人々の幸せへと広がるように"という願いが込められております。

気候も例年通り、雨も多からず少なからず。8月に整枝し、房まわりの除葉をして、9 月に糖度20度を目安で適正に摘房。さらに1ヵ月強追熟させて、10月26日に収穫されました。この時点で2500kgほどの収穫量から、さらにより良いブドウだけを選りすぐって仕込むのが『Rosso』となります。

大野さんの愛を一身に受けて成熟したメルロは樹齢20年を超え、時間を経たからこそ唯一無二ものとなります。それゆえ仕込みも至ってシンプル、畑での厳重な選果、さらに熟度の高いブドウのみを全て除梗。1ヵ月の醸し期間中、数回プッシュダウンの手を加えて、必要最低限のケアだけを毎日様子を見ながら行いました。優しくプレスした後にアンフォラ1基と3つの樽に詰め、半年間熟成させてからボトリング、2年半セラーで落ち着かせてからのリリースとなりました。まさに"大野正敏さん"そのものを反映しているかのような、しっかりと成熟したワインです。（ワイナリー資料より）

※こちらの商品はクール便でお届け致します。