ピンキー・デラ【2023】

山形県南陽市赤湯にて2019年に設立したワイナリー。代表の岩谷澄人さんは、様々なワイナリーでの栽培と醸造を経た後に、今までの経験の集大成としてこの赤湯を選んだそうです。

アジア、そして日本人の感性に響く、この地に生まれてよかったと感じられる『日本ワイン』をコンセプトとしてワイン造りを行っています。

南陽市上野にて、亡くなった父の農園を守ろうと郵便局の仕事をしながら週末農業を行なっている高橋さん。父から引き継いだデラウエアを、完熟手前のピンクに色付いたタイミングで仕込むワインです。

以前より青デラの酸味に夢中になり、山形置賜の青デラで色々な酸味の幅のワインを造り、"青デラ"というカテゴリーを探究してきました。その中で、「青ではなくピンクに色付いたタイミングは程よい酸味と果実感を持ち合わせて面白い」と気づき"青デラ"探求を休止し『ピンクデラ』探求に変更したのです。

このピンクデラカテゴリーから生まれる『Japonese』を見つめていきたいと考え、白液仕込み後4ヵ月かけてゆっくりと乳酸発酵させ、乳酸の風味と心地よい酸味と旨味を併せた味わいです。

酸フェチの方には大人しいなって言われそうですが、ピンク色の絶妙なタイミングで収穫された美味しさをお楽しみください。

※こちらの商品はクール便でお届け致します。