1716年にコジモ3世によって、イタリアで初めてワイン産地として位付けされたのがカルミニャーノです。これはフランスのAOC法の100年以上も前の事で、それだけカルミニャーノは当時の貴族にとって重要でした。
2001年、現当主のロッセッラ・ベンチーニに転機が訪れます。ニコラ・ジョリーと出会い衝撃を受けます。ワイン造りの技術進歩が目覚ましい時代に氏が語ったのは、「技術ではなく、自然と共存し、自然の産物としてワインを造り、後世に残していく事の重要性」だったのです。そしてロッセッラは醸造所内の全ての化学薬品を捨て、カルミニャーノ唯一のビオディナミ生産者となった2002年、"酒の神バッカス"を意味する『バッケレート』に"手作りの大地"を意味する『テッレ・ア・マーノ』を加えて、新しい『バッケレート・テッレ・ア・マーノ』が始まりました。
畑の下の川付近、サンジョヴェーゼを湿気から守る為に植えられたトレッビアーノを使用。10月中旬まで収穫を遅らせ、湿気が多い年には一部貴腐菌が付着する事もあります。高貴さと濃密さがあり、しっかりとした飲み心地が楽しめる一本です。
※こちらの商品はクール便でお届け致します。
商品名 |
Sassocarlo "Terre a Mano" Bianco サッソカルロ・テッレ・ア・マーノ・ビアンコ【2021】 |
生産者 |
Bacchereto "Terre a Mano" バッケレート・テッレ・ア・マーノ |
内容量 | 750ml |
生産国 |
イタリア |
地域 | トスカーナ州 |
タイプ |
白ワイン |
品種 |
トレッビアーノ |
醸造 |
20日間程度のマセラシオン、古トノー樽のみで熟成。 |