ウイスキーファインド 鄭問三國誌 楽進 ウィリアムソン 13年【2010】

台湾を拠点にアジアで展開するボトラーズ、ウイスキーファインド。リテイラーを本業としながら、直接スコットランドでのカスク調達を行い、オリジナルボトリングやカスクの供給を展開しています。

台湾の有名な漫画家『鄭問（チェン・ウエン）』の代表作"三国志"をラベルにしたシリーズで、ウイスキーファインドの戦艦銘柄です。独自のセレクトカスクから生まれたウイスキーと、選ばれし三国志の物語が融合しチェン・ウエンの世界観がさらなる壮大なストーリーへと導きます。

楽進は曹操に従った高名な五人の将軍の一人であり、勇敢で戦いに突撃するのが得意で数多くの武功をあげました。合肥の戦いでは張遼と李典と共に城を守り、吳軍を大いに破って功績をあげ右将軍に昇進したのです。

進は背が低かったと歴史書に記載されています。彼はしばしば敵の軍隊を電光石火の速さで駆逐し混乱させました。鄭問は彼のために灰色と墨色の服を用意しました。まるで烏巢で火が燃えた後のように、彼の顔には数本の光を降り注ぎました。

この楽進に敬意を表して、ウィリアムソン（ラフロイグ）産の13年シェリーバットを選びました。フルーティでスモーキーなベースと、象徴的なヨードのフレーバーが燃え上がり、乾いた藁の印象が煙の灰と共に立ち上ります。