キルホーマン ソーテルヌカスク

キルホーマン蒸溜所は、2005年にアイラ島で124年ぶりに設立された『ファームディスティラリー＝農場型蒸溜所』です。蒸溜所の近隣に広がるピートを生かして造られる個性的な風味は多くのファンを魅了しています。

こちらの銘柄は、アイラ島産のピートをたっぷりと焚き込んだフェノール値50ppmのヘビーピーテッド麦芽を使用し、世界三大貴腐ワインであるソーテルヌの空き樽（バリック）で熟成しました。ファーストフィルとリフィルのソーテルヌ樽で、全ての期間熟成した2017年と2018年蒸溜の原酒のみを使用してます。

最低熟成年数5年のフルマチュアードですが、ファーストフィルだけでなく、前回の追熟で使用されたセカンドフィルを含むリフィル樽原酒も使用。それにより、味わいのバランスが取れ、ピートの乗った酒質とソーテルヌ樽由来のバターを感じる甘さ、グリルしたフルーツ、甘いスパイスの印象が見事に調和しています。