『私が目指しているのは、これまでのエトナワインとは全く異なる、私がイメージする最もエトナらしさを表現するエトナワインなのです。』
ボルドーのシュヴァル・ブランに衝撃を受け、自らトスカーナでワイン造りを始めたアンドレア・フランケッティ氏。その後、シチリアのエトナに可能性を見出しパッソピッシャーロを設立し、今ではこの地域を代表するワイナリーとなりました。
ネレッロ・マスカレーゼで造るコントラーダシリーズがエトナのテロワールを表現するワインだとすれば、こちらの"フランケッティ"は、アンドレアが自分を表現するために造ったワイン。自身がイメージする"火山性ワイン"を造るために選んだ品種の一つが、サン・ジュリアンより植樹した晩熟のプティ・ヴェルド。もう一つは、アンドレアが絶滅から救ったラツィオ州の土着品種、チェザネーゼです。
エトナ山北側、標高1000mの独特な土壌の影響で、プティ・ヴェルドはより複雑さを増し、洗練された骨格が整います。そして、チェザネーゼは華やかな香りを醸し出し、長期熟成の可能性をみせます。
ブレンド比率は毎年調整され、濃い色調と凝縮感、マグマのような印象を受けるスモーキーさとミネラル感を備えた独創的なワインに仕上がります。幾重にも重なる複雑さと芳醇さがフランケッティの象徴となっているのです。
※こちらの商品はクール便でお届け致します。
商品名 |
Franchetti フランケッティ【2008】 |
生産者 |
Passopisciaro パッソピッシャーロ |
内容量 | 750ml |
生産国 |
イタリア |
地域 | シチリア州 |
原産地呼称 |
I.G.T. |
タイプ |
赤ワイン |
品種 |
プティ・ヴェルド |
醸造 |
フレンチオークの新樽で18ヵ月の熟成。その後、3ヵ月の瓶熟成を経てリリース。 |