ファットリア・アル・フィオーレさんは、2014年より川崎町安達の耕作放棄地を開墾し、ブドウを育て、ワインを造られています。
"Fattoria"とはイタリア語で農場を意味し、『AL FIORE』とは代表である目黒浩敬さんが2002年に仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。『一輪の花』を意味する『AL FIORE』という言葉には、"みなさんを魅了する一輪の花が、やがて種をこぼし、お花畑のように多くの人々の幸せへと広がるように"という願いが込められております。
目黒さんの友人である世界的アーティスト『さわ ひらき』さんに、2022年からお願いして、ラベルを考えていただきました。
ラベルの裏書きには、そんな目黒さんの想いを、詩にしてくださっています。
昨今もロシア・ウクライナの戦争や、トルコ・シリア大地震など、多くの出来事がありますね。
けれど、こうしている今も、私たちは生きています。
そんなメッセージをのせて、今回のコロナ禍をきっかけに出会った、1 人の熱き農家『吉田 篤』さんのカベルネ・ソーヴィニヨンで仕込んだワインです。
『Positive thoughts』
この数年間、新型コロナの影響で、多方面でさまざまな困難がありました。
私たちの周りで言えば、お客様である飲食店への多大なダメージ、それに伴い様々なワイナリーで売上の減少、輸出のできない状況、ワイナリーで生産量調整がかかり、契約農家さんへの買い叩き、急なキャンセルなどなど。
しかしながら、いつの時代も、一般的にいう悲劇は、天災だろうが人災だろうが少なからずとも起こります。
私たちは、この地球で、人として生まれてきました。
人は地球上の生命体の、ほんとわずかな1種でしかありません。
毎年、目まぐるしく変わりゆくこの地球の営みの中で、その変化に戸惑い、喜怒哀楽を感じるのは、欲という本質を持った唯一の、生命体である人に生まれたからにすぎません。
だからと言って、人を悲観し、卑下するわけではなく、特異な生命体だからこそ、この地球の営みのためにできることがあるのだと思います。
人災や天災が仮に起こったとしても、考え方一つで幸せにも不幸にもなり得るのです。
今回の出来事で言えば新たな農家さんとの出会い。それはそれは、一生懸命に愛情をかけてブドウを育てている、上山市の農家さんたちとの出会いがありました。
今回のことがなかったら、出会ってなかったかもしれません。
そうして、また新たに素敵な仲間が増えて、皆さんに喜んでもらえるワインになったのです。
そんなストーリーで、『POS』というワインを造りました。
幸せも不幸も
それはいつも背中合わせ
考え方ひとつで
いつも明るくいられます
それはとても幸せなことで
そんな笑顔の連鎖は
より平和な世界を創造するでしょう
(ワイナリー資料より)
※こちらの商品はクール便でお届け致します。
商品名 |
POS ポス【2021】 |
生産者 |
Fattoria Al Fiore ファットリア・アル・フィオーレ |
内容量 | 750ml |
生産国 |
日本 |
地域 | 日本≻宮城県川崎町 |
タイプ |
赤ワイン |
品種 |
カベルネ・ソーヴィニヨン |